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2014/08/13

無印タモ材テーブルの品質と構造、手持ち家具との比較。

先日、購入した無印良品のタモ材ダイニングテーブルの品質についてのレポです。



はじめに
家具の品質についての感じ方は、これまで持っていた家具や、それぞれの立場、必要性によって変動します。たまたま比較の対象にしたものより良かったりそうでなかった場合、それはたまたま比較したものとの違いであり、だから良いか良くないかというのは、それぞれの状況によって変わります。



今回比較した家具について
家具の品質や価格は、ピンキリです。今回、このブログ記事で無印良品のタモ材ダイニングテーブルと比較したものは、我が家で約15年ほど前に購入しました。メーカーは柏木工です。当時の記憶では飛騨高山国産なら材使用です。サイズはセミオーダー可能でした。当時の我が家にとっては「一生物」のつもりでかなり思い切って予算を出したものです。はじめから、価格も違いますし、国産で家具店が販売店である家具と、価格も製造国も全く違う無印の通販で買う家具とを比較するのは本来の筋ではないのかもしれません。けれども、私もそうだったように、若い頃や家具を買った経験が少ないと、その違いは全くわからないのです。そこで「何を基準に選んだら良いのかわからない。」となってしまいます。きっと同じような方がいると想定して、何も分からなかった若い頃の自分が参考になるようにとのつもりでレポをまとめてみました。



結論として、普通は価格差が品質に反映されている事が多い
すでに約15年使用している柏木工のテーブル、いすは、(ダイニングテーブル、いす2脚、ベンチ1脚現在はテレビ台に使用)は、何度かの引っ越しのたびに分解、組み立て(脚部)を繰り返しました。けれども、全く品質が劣化することなく安定した使い心地です。



では、早速、細かい箇所を比較してみます。今回購入した無印のテーブルは、偶然か必然かわかりませんが、手持ちの柏木工のテーブルと構造が似ていることにきづきます。もっとも、形が同じようなテーブルはだいたい似たようなものなのかもしれませんが。



天板と脚部の連結部
脚部と天板の連結部を見てみます。


無印良品

テーブル裏2


柏木工

テーブル裏4



構造がそっくりですね。
写真で見ると同じように見えますが、実際は木の太さが全く違います。





次は、脚部です。


無印良品


HPの商品説明のサイズに足の太さの記載がありません。もっとも、それは無印に限りませんが。無印のこのテーブルの足の太さは約4.5センチです。(素人採寸のため誤差あり)

更に、もっと言うと、この脚部は2本、もしくは3本を貼り合わせて一本の脚になっています。

無印 脚



次は、柏木工の脚部です。
足の太さは、約8センチです。
こちらは、いずれも3本の木を組み合わせて1本の脚になっています。

柏 脚


単純に、幅の差を比較すると2倍くらいの違いがあります。これが、断面の面積では


無印   4.5×4.5=20.25    20.25㎠
柏木工  8×8=64           64㎠

無印1:柏木工3

と、約3倍の違いになります。


ただし、これは天板の重量も関わることなので、無印は柏木工よりも天板が薄いので、それでも十分であるため・・との見方もできます。


天板の木の貼り合わせについて
何も知らなかった頃は、テーブルを選ぶときには表面しか見ませんでした。けれども、テーブルの天板の質は真横の断面図を見ると違いがよくわかります。(突き板、合板、塗装がしっかりされてある物は、この限りではありません。)天然木、無垢材と記載が合っても、その内容はピンキリです。無垢材と言っても一枚板から貼り合わせてある木の幅が限りなく細くて集成材に近いのではないか?と思われる家具も存在します。家具を選ぶ際は天然木、無垢材の表記にとらわれず、どの程度の天然木なのか、無垢材なのかを自分の目でじっくり確かめることです。天然木と書いてある廉価番のテーブルもあれば合板や突き板でも高品質のテーブルもあります。


では、無印の天板の断面です。


木のテーブルは、一枚だと沿ってしまうので、何枚かの木を横に貼り合わせて一枚の板に仕上げられています。

ついでに、天板の厚みは2.5センチです。

ムジ 天板横


この、横に貼り合わせてある木は18本。両端は0.7~1センチずつで、それ以外では一番狭いものは幅が2センチ、広いものは8.5センチでランダムです。




こちらは柏木工です。
横に貼り合わせてある木は全部で8本。両端は、片方が8センチ、もう片方が8.5センチずつ。それ以外では一番広いものは13.5センチ、一番狭いものは5.5センチです。

板の厚みは3センチです。

かしわ 天板横


いろいろな店のテーブルを見ると、一枚板、無垢材、天然木、集成材、・・と、いろいろな表記があります。おそらくですが、この表記には厳密な決まりがないのかもしれません。この、横に貼り合わせてある木の幅と数が、どの程度までなら無垢材で、どこからが集成材なのか?私の感覚ですが、柏木工の方は無垢材と表記して良いと感じますが無印の紺テーブルの場合は無垢材と表記するのは、あり得ないだろうな・・と感じます。実際、無印はこのテーブルを「無垢材」とは表記していませんし、カテゴリも別にしてあります。こう言う点も正直だなと感じます。

ところが、いろんなお店を見ると、無印の、このテーブルより木の幅のピッチが狭く一本が全て5センチ以下の細い物を合わせたものでも「無垢材」と表記してある物も見たことがあります。それは「集成材」だろうな・・と思うのですが、この辺は、比較しなれていないと「そんなもんだろうな。無垢材だから良いものだ。」と思ってしまいそうです。



今回、比較したテーブルは、たまたま塗装がされていないタイプですので、このように明確に比較ができています。けれども、そうでないものはぱっと見た目ではこのような構造の違いがわかりません。もし、見えるテーブルの場合は、このように比較をすれば、どちらが品質の良い物か、はっきりと見分けが付きます。もっと高級なオーダー良心的な職人気質のかたが作ったテーブルなどになると、貼り合わせてある木の年輪の向きも交互になるようになっていたりしますが、通常はそこまでの品を見かけることはないかもしれません。



天板の裏を見る
激安家具通販のレビューに多いのは「テーブルの裏、イスの裏の作りが雑だった。」というものです。製造コストを下げるために見えない部分にしわ寄せが来るのでしょうね。裏を返せば見えにくい部分に、その家具の素顔が現れているといえます。家具店に行ったら、不振に思われない程度にさりげなく裏を見てみると良いです。

無印のテーブル裏です。

天板裏2


こちらは柏木工のテーブル裏です。



かしわてーぶるうら2

柏木工のテーブルは裏面も太い木が通してあります。





最後に
ちなみに、こうした家具の見分け方は、少しずついろんな情報を調べて自分なりに覚えていきました。家具は、木という生き物を使っているために、一概に「こうだから良い」「こうだから良くない」とは言えない側面もあります。


ただ、いろんな家具を見に行って思うのは、その家具をぱっと見たときの直感です。やはり適当に儲けるために作られた家具は、何となくそういう印象を受けます。反対に、使う人の気持ちを思って作られたであろう家具は、そういう顔をしています。家具に「顔」というのは変ですが、わからないときは、とにかく実際に家具店をまわっていろんな家具を見て回る事だと思います。そうしているうちに、段々、自分の好みもはっきりしてきます。同時に、どういう家具が安くて、どういう家具が高いのかがわかってきます。時には張りぼて風の家具でも良いから、とにかく雰囲気が欲しいということだってあるでしょう。反対に、張りぼて風の家具ではなく、素顔にこだわりたいということもあります。自分が求めているのはどちらなのか?それを見極めることにもなります。


私の場合は、どんなに雰囲気が良くても張りぼて風の家具は苦手です。今回は、セカンドダイニングテーブルということで、予算もだいぶ低めでした。けれども、張りぼて風家具は避けたい・・販売店は信頼のおけるところから買いたい。・・シンプルで飽きの来ないもの・・そんなわがままな条件がたくさんあったので、決断するまでにだいぶかかりました。最終的に選んだのは無印のテーブルです。結果として大変満足しています。


使い勝手については後日、記事にする予定です。




(我が家で使用の柏木工のテーブルに一番似ている物はこれだと思います。サイズ、材質で価格は変わります。15年前に購入したので、当時と変更があることも考えられます。)







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